実例(図解)で納得‼ 『事業承継の安心手引(平成26年度版)』 |
【編 著 者】 辻・本郷 税理士法人 理事長 本郷孔洋
【発 行 所】 株式会社アール・シップ
【表紙イラスト】唐仁原 多里
【デザイン】株式会社アイシーエム
◆アンケートを実施して
内容を大幅刷新!
弊社で平成25年に発行致しました
『事業承継の安心手引(平成25年度税制対応)』(※『事業承継の安心手引』シリーズ第1版)は、20の金融機関様とその他法人様等から、約16,000部をご購入頂きました。
弊社では、ご購入金融機関様等へのアンケートでご好評を頂いた特色をさらに向上させ、分かり易さを追求すると共に、ご要望の声が高かった新たな3実例などを加えたシリーズ第2版:
『事業承継の安心手引(平成26年度版)』をこのほど発行致しました。
益々緊要度を高めてきた事業承継・相続対策に関する顧客満足度を高めるため、顧客企業オーナー様へのご提供やセミナー・テキスト(自社職員向け&顧客向け)として利用して頂くなど、本小冊子を戦略的にご活用賜りますれば、誠に幸甚でございます。
平成26年度版の主な特色
(1)事業承継の対策手法を体系的に解説
※ご要望の声が高かった新たな3実例(下記)も追加
(2)編集の新工夫
①「事業承継を考える“きっかけ”の身近な事例」
&「“早期着手”の必要性を喚起する文言」の新設・強調。
配布先からの反響として最も多かったのが、
「事業承継を考えるきっかけとなった」。
その“きっかけ”としての役割を強化し、かつ“対策着手”を促す媒体
となるために、下記を新設・強調。
◆事業承継のベスト・タイミング‼
~オーナーが事業承継に着手したきっかけは?~
◆事業承継を成功させる手順《事業承継のフローチャート》
②用語解説欄の新設や、解説の随所に用語の注釈を付記する
など、“より分かり易く” を追求。
③『後継者への直言』(ソフィアバンク代表 藤沢久美)を設け、
次世代にも対応。
1、なにがなんでも、事業を継がせる
私は、ここ何年か、折に触れオーナー社長への講演の機会のつど、
「なにがなんでも、事業を継がせなさい。」と一貫して話しています。
理由は簡単です。
①日本の市場は縮むが、プレーヤー(事業者)はもっと少なくなります。
うまく事業承継ができれば、残存者利益が享受できます。
②日本経済の悲観論が一般的ですが、でも、まだまだ経済大国です。
ビジネスチャンスは山ほどあります。
1、残存者利益を取りに行け!
「最後の氷売りは必ず儲かる」という有名な話があります。
要するに、同業が廃業して、競争相手がなくなり、残った会社が得をします。
日本の市場は間違いなく縮みますが、ライバルはそれ以上に減少します。
なんで、みすみす、他人に城を明け渡すのでしょうか?
「3人に2人は、後継者がいない」時代です。
逆を言えば、残った会社は、必ず得をします。
残り物には、必ず福があります。
1、そのためには、多角的な検討と周到な準備が必要
事業承継の難しさは、「財産の承継」と「事業の承継」を同時に行わなけれ
ばならないことです。
しかも、自社株は換金性が乏しい。
ですから、円滑な事業承継のためには、多面的な検討と、事前に時間を
かけた対策が必須です。
また、税務戦略、税務対策も重要な要素です。
是非、本冊子を活用してください。必ず、オーナー様のお役に立てることを
確信しています。
〈編著者〉 本郷 孔洋 (ほんごう よしひろ) |
〈目 次〉
〈提言〉事業承継で残存者利益を確保しよう
―多面的な検討と事前の準備が必須―
(辻・本郷 税理士法人 理事長 本郷孔洋)・・・・・・・・・2
事業承継のベスト・タイミング‼
~オーナーが事業承継に着手したきっかけは?~・・・・・・・・・・4
事業承継を成功させる手順《事業承継のフローチャート》・・・・・・・・・・・5
事業承継税制のポイント
(平成25年度税制改正主要点に対応)〔平成27年1月1日より施行〕
~相続税・贈与税の納税猶予要件の緩和など~ ・・・・・・・・・・・・・・6
[実例1]持株会社を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
[実例2]不動産管理会社を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・11
[実例3]金庫株を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
[実例4]種類株式を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
[実例5]役員退職金を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
[実例6]保険を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
[実例7]信託を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
[実例8]従業員持株会を活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・24
[実例9]事業承継を目的としたファンドの活用による対策・・・・・・・・・26
[実例10]中小企業投資育成株式会社を活用した事業承継対策・・・28
[実例11]M&Aを活用した事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
[特別事例1]太陽光発電投資による安定収益の確保と
即時償却による事業承継対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
[特別事例2]太陽光発電投資で、持株会社の評価が下がる
タイミングで事業承継・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
[前提・基本1①]非上場株式の評価方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
[前提・基本1②]非上場株式の適正価額による取引・・・・・・・・・・・・・43
[前提・基本1③]非上場株式を低額譲渡又は
高額譲渡した場合の税金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
[前提・基本2]名義株式の対処策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
[後継者への直言]
役割に徹してビジョンを実現させる!
~数多くの社長対談から得た要諦を伝授~
(シンクタンク・ソフィアバンク 代表 藤沢久美)・・・・・46
〈執筆・協力〉
執筆(辻・本郷税理士法人 http://www.ht-tax.or.jp)
事業承継法人部 執行理事 楮原 達也 |
事業承継法人部 部長 駒谷 知人 |
特別執筆協力
みどり合同税理士法人(http://www.mgrp.jp/) 理事長 公認会計士・税理士 三好 貴志男 株式会社リサ・パートナーズ(http://www.risa-p.com/) ソリューション部 シニア・バイス・プレジデント 公認会計士 滝澤 康之 シンクタンク・ソフィアバンク(http://www.sophiabank.co.jp/) 代表 藤沢 久美 |
★『事業承継の安心手引 2022年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 2021年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 2020年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 2019年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 平成30年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 平成29年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 平成28年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 平成27年度版』はこちら
★『事業承継の安心手引 平成25年度版』はこちら
財産評価基本通達の一部改正(国税庁長官・平成26年4月2日)により、
平成26年4月1日以後に取得した非上場株式の評価について、
「評価差額に対する法人税額等に相当する金額」の計算に使用する
数値が42%から40%に変更になりました。
それに伴い、本小冊子(※第1刷のみ)の数値も一部変更になりますので
お知らせ致します。
※第2刷(5月20日発行)では変更された内容となっています。
※裏表紙の奥付に第1刷と記載されているものでも、上記内容について変更・修正
されているものもあります。
p.40の次の箇所が40%となっていれば、第1刷と記載されていても、変更・修正
されているものです。
【確認箇所(p.40)】
4 純資産価額の計算
(1)計算方法
(※1)含み益
(※2)40% ←ここが40%になっている場合は変更対応済みです。
◎変更内容の詳細は下記のファイルでご確認頂けます。
第1刷の変更内容
《ご参考》
国税庁ホームページより
◇財産評価基本通達の一部改正について(法令解釈通達)
◇「財産評価基本通達の一部改正について」通達等のあらましについて(情報)