2015年1月27日に国家戦略「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)」が公表されました。
厚生労働省のホームページには、資料「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)で推進する主なポイント」が掲載されています。
その中で掲げられている、認知症の予防・治療のための研究開発のポイントは次の通りです。
①効果的な予防法の確立:「2020(H32)年頃までに、全国1万人規模の追跡調査を実施。認知症のリスクを高める因子(糖尿病等)やリスクを軽減させる因子(運動等)を明らかにし、効果的な予防法の確立を目指す。」
②認知症の治療法:「各省連携の『脳とこころの健康大国実現プロジェクト』に基づき、2020(H32)年頃までに、日本発の認知症根本治療薬の治験開始を目指す。 」